森見登美彦

【新釈 走れメロス】森見登美彦が書く「走れメロス」がかなりぶっとんでいる

「走れメロス」は多分中学生の時に授業で読みました。あれ?高校だったかな? きっと「読んだことがあるよ~」って人の方が多いはず! そんな有名作品である『走れメロス』を森見登美彦節で書いたら…? というのが本作『新釈 走れメロス』です。パロディのつ…

リア充爆発しろって内容なのに「太陽の塔」を読むと恋がしたくなった【感想】

森見登美彦の「太陽の塔」読みました。 「太陽の塔」は森見登美彦のデビュー作というか、デビューのきっかけになった作品です。この作品で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し小説家としてデビューされました。 既存の作品に比べると拙さは目立つけれど、森…

森見登美彦『恋文の技術』 隠しても文字には想いが溢れてしまうのものなのです。【感想】

誰か私に手紙を書いてください(笑) 『恋文の技術』ってタイトルめっちゃ魅力的じゃないですか? シンプル故に本屋さんでバンと目に入ってきました。 手紙どころか、他人の手書きの文字を見ることも少ない昨今ですが 手紙ってやっぱ良いな~~と思わずにはい…

偶然を運命にするんだ!『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

天然ちゃん、不思議ちゃんがモテる理由がココにあり…! 無自覚な小悪魔ってアカンずるいな~~。 あ~もう、不思議ちゃんたまらん…! 珍事件は起きるし、主人公は相変わらず貧乏くじ引きまくり体質やし がっつり森見登美彦ワールド!って感じで ワイワイ・ガ…

『四畳半神話大系』とは森見登美彦が描く”タラレバ娘”である

本家タラレバ娘は独身女性たちの心にとんでもないものを置いていきましたね…。 別にタラレバ言って生きてても良いじゃないか…! 森見登見彦の『四畳半神話大系』は、主人公が「あぁしてれば、こうだったら」って悔やんでいる選択をもし選んでいたら…?という…